Vol.32 大黒摩季
JCB Presents MAKI OHGURO Live in BLUE NOTE TOKYO
【JCB MUSICとは】
JCBが独自に企画している、JCBカード会員の方だけにお贈りする限定ライブ。
今回は2年ぶりに大黒摩季が3回目の登場!
当日のReport と Set Listをお届けします。
※当日は新型コロナウイルス感染症対策を講じて行いました。
デビュー30周年に先がけた
“ベスト・ヒット・プログラム”でのスペシャルライブ!
都内最高気温、20.3度。汗ばむほどの陽気だった3月16日(水)、ブルーノート東京にワイルドなロック・サウンドが充満した。「JCB Presents MAKI OHGURO Live in BLUE NOTE TOKYO」の開催だ。
場内が薄暗くなると同時にバンド・メンバーたちがステージにあがり、一斉に音を奏で始める。少し遅れて大黒摩季が登場、“こんばんは、今日は楽しんで!”と呼びかけながら、満員のオーディエンスの間を颯爽と歩き、歌い出す。
曲は「熱くなれ」。“カモン!”という掛け声を交えながらの熱唱に、観客も拳をあげたり、体を揺らして手拍子したり、思い思いにサウンドに酔いしれている。バンド・サウンドの厚みと大黒摩季の歌の厚みが全力でスパークし、ライブならではの臨場感を運ぶ。
“まだまだ行くよ、今日はベスト・ヒットだ!”。その声に導かれ、ノンストップでパフォーマンスが続く。「チョット」では、オーディエンスの見ているすべての方向に視線を運び、指差しをする。
ソウル・ミュージック~ディスコのスパイスをふりかけた「Harlem Night」の後は、「夏が来る」が早くも登場。コロナ禍以降の数年間、世界中の誰もが思い通りの夏を満喫できていないはずだ。でも今年こそは、ひょっとしたら、あの夏の開放感が戻ってくるかも。そんな希望を感じさせるエネルギーいっぱいの歌唱だった。
徹底的に観客参加型なのも、大黒摩季のライブの特徴だ。選曲にもオーディエンスの意向が反映され、拍手の量で何が歌われるかが決まる。彼女がデビューした1990年代は、いわばCD最盛期。100万枚のヒットも珍しくなかった。その中で、7桁の売上に達しなかった(といってもそれぞれ70万枚、50万枚ものセールスなのだが)「白いGradation」と「別れましょう私から消えましょうあなたから」のうちどちらを歌うか、観客に決定権が委ねられた。より多くの拍手が起こったのは「白いGradation」。スポーツ用品店のCMソングに使われた“冬曲”を、この暖かな夕べに聴くのも趣があった。
平和への祈りを込めた「OK」、東京オリンピックの開催に感銘を受けて書いたオリジナル曲のひとつで、和太鼓を思わせるドラムの音色も印象的な「東京 Only Peace」など近年の代表ナンバーも交え、締めくくりは1995年発表のメガ・ヒット「ら・ら・ら」。
本来ならパフォーマーとオーディエンス一体となった合唱が会場に響き渡るはずなのだが、まだコロナ禍による発声自粛が続いているため、観客はハミングや手を左右に振るアクションで参加。原田喧太の華麗なギター・プレイにも大きくスポットが当たった。
オーディエンスの熱狂的な反応に、“お客さんが、私を「大黒摩季」にしてくれるんです”と満面の笑顔で語った大黒摩季。5月27日(金)のデビュー30周年記念日を経て、6月1日(水)から47都道府県ツアー「MAKI OHGURO 30th Anniversary Best Live Tour 2022-23」が始まる。
このブルーノート東京公演は、それに先立つ“ベスト・ヒット・スペシャル・プログラム”となった。根っからのライブ人間・大黒摩季の30周年イヤーは、これまで以上にパワフルで輝かしいものになりそうだ。
JCBオリジナルカクテル
濃厚なスウィートシェリーとハイビスカスティーを合わせたスパークリングカクテル
(撮影:Nana Yoshimura)
Set List
1st STAGE | 2nd STAGE | |
M1 | 熱くなれ | 熱くなれ |
M2 | 【メドレー】 DA・KA・RA チョット Harlem Night 夏が来る |
【メドレー】 DA・KA・RA チョット Harlem Night 夏が来る |
M3 | 白いGradation | 白いGradation |
M4 | あぁ | 別れましょう私から消えましょうあなたから |
M5 | OK | あぁ |
M6 | 東京 Only Peace | OK |
M7 | 【メドレー】 あなただけ見つめてる いちばん近くにいてね 永遠の夢に向かって |
東京 Only Peace |
M8 | Anthing Goes! | 【メドレー】 あなただけ見つめてる いちばん近くにいてね 永遠の夢に向かって |
M9 | Anthing Goes! | |
En1 | ら・ら・ら | ら・ら・ら |
En2 | 走れ!走れ!走れ! | 走れ!走れ!走れ! |
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