
Vol.5 May J.
JCB Presents May J. Special Live in BLUE NOTE TOKYO
【JCB MUSICとは】
JCBが独自に企画している、JCBカード会員の方だけにお贈りする限定ライブ。
今回は、ディズニー映画『アナと雪の女王』日本版主題歌を担当したMay J.が初登場。
当日のReport と Set Listをお届けします。
バラードの女王May J.が
BLUE NOTE TOKYOで行った一夜限りの
プレミアムライブを徹底レポート!
春分の日を含む3連休を前に、街行く人々の足どりも軽やかな3月20日(木)。
BLUE NOTE TOKYOオフィシャルスポンサーのJCBがお贈りする、JCB会員限定、一夜限りのプレミアムライブ「JCB SPECIAL LIVE」の5回目が、南青山のBLUE NOTE TOKYOで開催された。
ライブの主役は、最新ディズニー映画『アナと雪の女王』の日本版主題歌にも抜擢され、その歌唱力で“バラードの女王”のポジションを不動のものにしているMay J. 。
音楽シーンのみならずバラエティでも大活躍の彼女が「憧れの場所」と語るBLUE NOTE TOKYOは、ドリンクを片手に最高のジャズを楽しむことのできる大人のライブハウスだ。
今回のライブでも、主役の登場を待ち詫びつつ、スペシャルメニュー「JCBカクテル」をはじめとするドリンクやフードをオーダーしながら特別な夜のはじまりを楽しむファンで埋め尽くされていた。
はたして今宵、“バラードの女王”と“ジャズの殿堂”の出会いはどのような化学反応を生むのだろうか?リラックスした雰囲気とうらはらに、会場の期待はどこまでも高まっていく。
定刻。照明が落とされ暗くなった会場にバンドメンバーが登場し、会場から歓声があがる。メンツは、ジェイ・スティックス(Dr)、上條頌(Gt)、大神田智彦(Bs)、そして加藤カズ(Pf、Key)の4人だ。
メンバーがおもむろに、Cheryl Lynnの「GOT TO BE REAL」のフレーズをジャジーに奏でると、観客も体を揺らし手拍子をはじめる。ステージにライトが当たると、会場からひときわ大きな拍手と歓声があがるとともに登場したのは、レースのドレスを身にまとった大人色のMay J.。
のびやかな声量がフルバンドになめらかに絡み、はじまった冒頭の楽曲はデビューソング「My Girls」だ。「こんなに早い時期にBLUE NOTE TOKYOでライブができて夢のよう」と語るMay J.がデビュー曲をこの日の最初に選曲したことは、ファンにとっても感慨深いシーンになったはずだ。
続く楽曲は、昨年リリースしたカバーアルバム『Summer Ballad Covers』の「ハナミズキ」。シンプルなバラードソングだからこそ際立つ歌唱力で、会場はMay J.の世界観に一気に引き込まれていく。
3曲目は、3月26日(水)発売のニューアルバム『Heartful Song Covers』から「Believe」を選曲。卒業シーズンにぴったりな合唱曲にアレンジを加え、彼女の力強い歌声で新たな表情を紡いだ話題の楽曲だ。『Heartful Song Covers』は、「つらいことがあったとき、自身も音楽に救われてきた」と語るMay J.が、前向きになれる曲をメインに選曲を行いカバーしたアルバムなのだそうだ。
続く4曲目は、喜納昌吉氏による沖縄民謡のスタンダード曲「花~すべての人の心に花を~」。沖縄民謡とMay J.とBLUE NOTE TOKYO。意外な組み合わせだが、柔軟かつ抜群の表現力で見事にMay J.カラーにまとめあげられていくさまに、彼女の真骨頂を見た気がした。その印象は、このあと確信に変わる。
ピアノ演奏のみで美しく歌い上げる賛美歌「Amazing Grace」、そして、デビュー前から歌っていたAlicia Keysのカバー「If I Ain’t Got You」から、ジャズのスタンダード「Fly Me To The Moon」へ。
沖縄民謡、賛美歌、ジャズのスタンダードソングへと続く一連の楽曲を聴いて感じるのは、カテゴリの異なる楽曲群に新たな命を吹き込み、ひとつの流れにまとめあげるMay J.ならではの圧倒的な歌唱力だ。それをBLUE NOTE TOKYOという舞台で堪能できる今回のライブは、May J.本人にとってはもちろん、ファンにとっても特別な時間となったに違いない。
続けて、バラエティ番組でも話題となった『レ・ミゼラブル』の劇中歌「I DREAMED A DREAM」を披露。「この曲は、歌詞にあわせ、苦しかったときの感情を思い出して歌い上げる」と話すMay J.。希望を失いそうになりながらも力強く生き抜く主人公の気持ちを見事に表現する力は圧巻だ。
9曲目は、ディズニー映画『アナと雪の女王』の日本版主題歌であり、JCBのCMソングとしてもおなじみの「Let It Go~ありのままで~」。自分らしく生きる大切さを情熱的に歌い上げるMay J.の姿と女王エルサが重なり合う。
「『アナと雪の女王』はもう観た?」と会場に声をかけると「観た!」と反応する人の数も半分を上回り、ファンの期待と熱意が感じられた。
「最後の楽曲」とのアナウンスに惜しむ声が聞こえるなか、「Garden」がスタート。会場も総立ちで手拍子を送り大合唱となった。
会場のボルテージはその後も冷めやらず、一度退場したMay J.が再び登場。アンコール曲として『Love Ballad』収録のオリジナルソング「Lovin' you」を丁寧にしっとり歌い上げ、この日のライブを美しく締めくくった。
憧れのBLUE NOTE TOKYOで開催したMay J.初単独ライブ。彼女の新たな魅力に、今回のプレミアムライブに訪れた会場の誰もが魅了された特別な一夜となった。
Set List
M1 | My Girls |
M2 | ハナミズキ |
M3 | Believe |
M4 | 花~すべての人の心に花を~ |
M5 | Amazing Grace |
M6 | If I Ain't Got You |
M7 | Fly Me To The Moon |
M8 | I DREAMED A DREAM |
M9 | Let It Go~ありのままで~ |
M10 | Garden |
M11 | Lovin'you |
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