JCB MUSICAL

STAGE

2023.3.20

JCB会員限定の全館貸切公演!
シルク・ドゥ・ソレイユ
『ダイハツ アレグリア-新たなる光-』東京公演

2023.2.10(金) イベントレポート

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【このSTAGEは】

1984年に誕生して結成以来、世界70ヵ国、450都市以上で公演を行い、
人々の心を沸かせてきたサーカス・エンターテインメント集団シルク・ドゥ・ソレイユ5年ぶりの日本公演。
2月8日(水)から「お台場ビッグトップ」にて、『ダイハツ アレグリア-新たなる光-』の上演を開始しました。
これを受けて、JCBは2023年2月10日(金)、3月4日(土)、3月26日(日)の3日間、全館貸切公演を実施し、JCB会員限定割引料金でチケットをご用意。
今回は、2月10日(金)の公演に密着し、一時も目が離せない、極上のパフォーマンスをレポートします!

5年ぶりの日本公演に、ファンの期待も最高潮
開演前から、会場を熱気が包み込む

青と黄色の色彩のテントが、目を引きます。 シルク・ドゥ・ソレイユは、1984年にカナダ・ケベック州で誕生したエンターテインメント集団で、「太陽のサーカス」という意味が込められています。 アーティストたちをはじめ、舞台美術、衣装を手掛けるスタッフもすべてが世界最高峰の一流揃い。 サーカスと演劇、バレエなどが融合した独自の世界観とアクロバティックなパフォーマンスで、世界中のファンを魅了しています。

今回の作品は『ダイハツ アレグリア-新たなる光-』。日本では1996年に「アレグリア」と2004年に「アレグリア2」が上演され、多くの観客を虜にした、シルク・ドゥ・ソレイユの人気公演です。 JCB全館貸切公演当日の2023年2月10日(金)。空は生憎の雨模様でしたが、「お台場ビッグトップ」の入り口前には、開場前にも関わらずたくさんのお客様が。 待ちわびた日本公演への、期待の高まりが窺えます。

ロビーに一歩足を踏み入れると、そこは別世界。演目で使われる小道具が展示されていたり、壁にキャラクターたちが描かれていたり、 早くも『アレグリア』の世界観にたっぷり浸って、うっとり。

グッズショップでは「オフィシャルプログラム」(2,400円)やシルク・ドゥ・ソレイユのロゴ入り「巾着スナック」(850円)、 国産ドライフルーツで作られたサングリアの素「アレグリアサングリア(りんご・もも)」(2,400円)など、 会場でしか手に入らないアイテムが所狭しとズラリ。「アクリルキーホルダー」(500円)、「缶バッジ」(400円)のカプセルトイにも心惹かれます。 また、「オリジナルポップコーンバケット」(1,600円)や「チュリトス」(400円)、「生ビール」(800円)といったメニューが並ぶ カフェエリアにも人だかりが。各々の楽しみ方で、開演の時を待ちます。
今回「JCBプレミアムシート」を購入されたお客様には非売品グッズのプレゼントもご用意。 「トートバッグ」と「ラゲージタグ」、「フォトブック」、「ブランケット」、「お菓子缶」の5種類を特典としてプレゼント。 また、「JCBでペアシート」を購入されたお客様には、「オフィシャルプログラム」(1組1冊)をプレゼントしています。
※金額はすべて税込価格です。

序盤から観客の度肝を抜くパフォーマンスの連続
時間を忘れる第一幕

『ダイハツ アレグリア-新たなる光-』は、王を失くし、在りし日の輝きを失った王国を描いた二幕構成の物語です。 宮廷の愚か者“ミスター・フルール”が、自分が正統な王位継承者であると思い込み、貴族たちを味方につけ、王権を行使。 王国には暗い影が落とされ、徐々に衰退の道を歩み始めます。そんな中、在りし日の輝きを取り戻そうと立ち上がる“ブロンクス”と呼ばれる若者たち。 彼らを中心として、物語は進んでいきます。

開演前のステージに目を向ければ真っ先に飛び込んでくる、王冠を模した巨大な舞台セット。まるでツタが絡んでいるかのような出で立ちは、王国が力を失い、 疲弊した様子を表しているよう。そしてその手前に、権力の象徴である輝く宝玉を携えた杖が、ゆらゆらと不安定に揺れています。 このあと、いったい何を目撃することになるのか。期待に胸が高まります。

ステージが暗転し、いよいよ開演。
公演の軸となるふたりの“シンガー”の歌に乗せ、妖精“ニンフ”と“貴族”が優雅に踊る色鮮やかなオープニングシーンから、物語は動き始めます。 最初の演目は、“貴族”たちによる「アクロ・ポール」。棒高跳びで使われるポールがしなる反動で宙を舞う彼らの姿に、観衆の目はくぎ付けに。 大興奮のアクロバットで観客の心をくぎ付けにする一方、幕間劇でストーリーを補完しているのも『アレグリア』の特徴。 貴族の兄弟“クラウン”は、ときに“ミスター・フルール”をからかったり、ときに喧嘩したり、 そうかと思えば仲直りしたり、コミカルな演技で会場を沸かせます。不意に日本語を織り交ぜるサービス精神もチラリ。

“クラウン”のユーモラスな幕間劇から一転、青いライトが舞台を照らし、沈美的な雰囲気に。 王国の守護者である“エンジェル”が、空中ブランコで優雅に宙を舞う「シンクロナイズド・トラピス・デュオ」が始まります。 吸い込まれるような美しい空中遊泳に、観客はうっとりと見とれます。そんな幻想的な演目の後は、“ブロンクス”によるワイルドな 「ファイヤーナイフ・ダンス」が開幕。両端に炎が赤々と燃ゆる松明を、自由自在に高速回転! 描かれる炎のリングに、会場は大いに沸き立ちます。 力強く熱い炎の演舞に、興奮冷めやらぬまま、再び“クラウン”のふたりが登場。紙吹雪を雪に見立て巻き起こす吹雪 「クラウン・スノーストーム」が、ステージ上はおろか会場も巻き込み、辺りは真っ白に。 息もつかせぬパフォーマンスの連続で時間はあっという間に過ぎ去り、第一幕は幕を下ろします。

フィナーレへ向け、さらに加速する物語
止めどなく披露される大技で
大興奮の第二幕に酔いしれる

30分の休憩を挟んで始まった第二幕。最初の演目は、舞台上部から垂らされた紐を使って空中遊泳をする「エアリアル・ストラップ」です。 テーマソング「Alegria」にのせて、“ブロンクス”と“エンジェル”が王国に積もった雪を舞い散らせながら踊り、 互いの愛を確かめ合います。絶技とロマンティックなストーリーの組み合わせでしっとり魅せるのも、シルク・ドゥ・ソレイユの醍醐味。 観客はみな、しばし息を呑んで見守ります。 天使と人の美しい恋物語を目にした後は、おなじみ“クラウン”が登場。相変わらず小競り合いをしている二人ですが、 それに巻き込まれて観客がステージに上げられるワンシーンも…。会場は、笑いに包まれます。

そんな面白おかしい時間がひと段落つくと、“ブロンクス”によるアクロバティックな演目へ。 身体全体を使って回転させた無数のフープを操る「フラフープ」は、光り輝くつむじ風のごとし。そうかと思えばステージが大きく開き、 中から現れたトランポリンを14人の“ブロンクス”が飛び交う「パワートラック」が。力強く、激しく、 “ブロンクス”の若き血潮が巻き起こす熱気に、高揚が抑えきれません。
物語はいよいよクライマックスへ。ふたりの“ニンフ”が互いの体でアクロバットを披露する「ハンド・トゥ・ハンド」に見とれていると、 突然、頭上にネットがかかります。『アレグリア-新たなる光-』の最大の見せ場「フライング・トラピス」です。10mの高さにセットされた空中ブランコを使って、 “エンジェル”たちが大ジャンプ! 宙返りや宙ひねりを決めたなら、反対側のブランコをこぐ“ブロンクス”めがけて手を伸ばします。無事、キャッチ。 その瞬間会場からは大きな拍手が沸き上がります。

Photos: Cirque du Soleil 2021 / Costumes: Dominique Lemieux

大興奮の演目をすべて終え、フィナーレへ。出演者全員が舞台上に集まります。この時間だけは、特別にスマホカメラで撮影がOK。 会場のお客様はみな、今日の感動を目に焼き付けようと、シャッターボタンを押します。 会場を包み込む拍手と歓声には、『アレグリア』の言葉の由来「歓喜」が満ち溢れていました。まさに、大団円!

終演後も、楽しみは終わらない!
バックステージツアーで“裏側”をチラ見

今回のJCB全館貸切公演は、終演後もお楽しみをご用意。2月10日(金)、3月4日(土)公演の「JCBプレミアムシート」を購入されたお客様から抽選で、 バックステージツアーにご招待しました。案内人は『アレグリア-新たなる光-』のPRを一任されているシニアパブリストのフランシス・ジャルベール氏。 通常、公演メンバーでなければ足を踏み入れることがないステージの裏側へ。大道具や小道具はもちろん、トレーニングに励むメンバーの姿、 修繕、補強をされている衣装など、目に飛び込んでくる新鮮な景色に感激。「わからないことは、遠慮なく聞いて」と気さくに笑うフランシス氏への質疑応答もあり、大満足。まさに、ステージの表側も裏側も目撃できた、最高の一日になりました!

世界最高峰の舞台美術で作り上げた、大迫力のギミックが盛りだくさんのステージ。名曲ぞろいと名高い音楽。 それらを背景に、超人的身体能力のアーティストが決めるアクロバットは、まさに圧巻。巻き起こる歓声と拍手で、一体となる会場の熱。 他では味わえないシルク・ドゥ・ソレイユ日本公演『ダイハツ アレグリア-新たなる光-』東京公演は、2023年6月25日(日)まで「お台場ビッグトップ」にて上演しています。

このイベントについて
開催日2023年2月10日(金)6:30PM・3月4日(土)3:30PM・26日(日)11:30AM
会場名お台場ビッグトップ(東京)
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