JCB MUSIC

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2022.4.21

Vol.31 CHEMISTRY

JCB MUSIC Vol.31
JCB Presents CHEMISTRY Live in BLUE NOTE TOKYO
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【JCB MUSICとは】

JCBが独自に企画している、JCBカード会員の方だけにお贈りする限定ライブ。
今回開催されたのは、ひと味ちがうCHEMISTRYのスペシャルライブです!
当日のReport と Set Listをお届けします。
※当日は新型コロナウイルス感染症対策を講じて行いました。

デビュー21周年目を迎えた
CHEMISTRYのプレミアムなライブ!

精鋭クリエイター・チーム“origami PRODUCTIONS”とのコラボレーションも含むベストアルバム、『The Best & More 2001~2022』を去る2月に発表。デビューから21年目を迎えたばかりのヴォーカル・デュオ、CHEMISTRYが3月17日(木)に初めてのブルーノート東京公演を開催した。題して「JCB presents CHEMISTRY Live in BLUE NOTE TOKYO」。

川畑要と堂珍嘉邦のツイン・ヴォーカルと、ジャジーなアコースティック・サウンドが織りなす飛び切りの化学反応に、満員のオーディエンスが酔いしれた。
オープニングは「君をさがしてた」。2002年リリースのシングルではプログラミング(打ち込み)の音が印象的だったが、この日はもちろん、アコースティックなバンド伴奏でしっとり歌われた。

ピアノの流麗な響き、ウッド・ベースの落ち着いた音色が、いっそうメロディの流麗さ、ヴォーカル・ハーモニーの美しさを際立たせる。共演メンバーは、渡辺シュンスケ(ピアノ)、吉田匡(ウッド・ベース、エレクトリック・ベース)、岡本啓佑(ドラムス)、後関好宏(サックス)という、さまざまな音楽ジャンルで引っ張りだこの売れっ子たち。彼らの柔らかな、人肌のぬくもりを感じさせるオーガニックな音作りに乗って歌いこむCHEMISTRYのふたりは、本当にうれしそうだ。

表情豊かなソロ・パートから、ごく自然にハモリに入り、ユニゾンやフェイクも思いのまま。「Point of No Return」で披露された声の掛け合いも実にスリリングだった。

中盤では竹内まりやの楽曲「プラスティック・ラブ」をカヴァー。洒落たなかにも哀感のこもったメロディ・ラインと、CHEMISTRYの歌声との相性は実に良い。

竹内まりやがアルト・ヴォイスで凛々しく歌い上げたオリジナル・ヴァ―ジョンに対し、川畑と堂珍は潤いのあるテナー・ヴォイスで、高音パートと低音パートを巧みに分担しながらハモリ、よりドラマティックに、ジャジーに、この曲に新しい光を当てた。

静寂のなかにふたりの歌声が響きわたるバラード「月夜」、観客の盛大な手拍子も良きスパイスとなった「ユメノツヅキ」と、後半のステージもメリハリに富んだ選曲が続く。ラストに登場したのは、“これなしにCHEMISTRYは語れない”といっても過言ではないデビュー・ナンバー「PIECES OF A DREAM」。この曲のシングルCDがリリースされたのは、2001年3月7日(水)のことだ。それから歳月が流れて今、名曲は変わらぬ新鮮さを保ち、ふたりの歌唱は深みを増しつつ、一体感を強めている。それを至近距離で味わえるのは、本当に幸せだと痛感した。

20周年イヤーを締めくくり、21年目をより充実したものとすべく疾走するCHEMISTRY。実力に風格が加わった、黄金デュオの未来にいっそう期待がつのる。

JCBオリジナルカクテル
文旦由来の苦味が活きたオリジナルジントニック。
ジャパニーズウイスキーをフロートしてより印象的な味わいに。

(撮影:Nana Yoshimura)

Set List

M1 君をさがしてた
M2 愛しすぎて
M3 Point of No Return
M4 My Gift to You
M5 プラスティック・ラブ
M6 You Go Your Way
M7 月夜
M8 ユメノツヅキ
M9 Dance with Me
En1 PIECES OF A DREAM
このイベントについて
  • 日程・会場
開催日2022年3月17日(木)1st 6:00PM/2nd 8:30PM
会場名BLUE NOTE TOKYO(東京)
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