JCB MUSIC

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2022.10.13

Vol.35 野宮真貴

JCB MUSIC Vol.35
JCB Presents 野宮真貴 Live in BLUE NOTE TOKYO
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【JCB MUSICとは】

JCBが独自に企画している、JCBカード会員の方だけにお贈りする限定ライブ。
音楽、ファッションなど多方面で活躍する野宮真貴が
ブルーノート東京で繰り広げたスペシャルライブ!
当日のReport と Set Listをお届けします。
※当日は新型コロナウイルス感染症対策を講じて行いました。

矢舟テツロー率いるジャズ・トリオと野宮真貴の
1日限りのスペシャルライブ

40周年記念アルバム『New Beautiful』のリリース、伝説的ユニット“ポータブル・ロック”の活動再開など話題いっぱいの野宮真貴が、 アニバーサリー・イヤーの締めくくりとなる公演を2022年9月8日(木)にブルーノート東京で開催した。 タイトルは「JCB Presents 野宮真貴 Live in BLUE NOTE TOKYO」。ブルーノート東京には、フレンチ・ポップのシンガー、 クレモンティーヌのゲストとして2016年に登場したことはあるものの、ソロ公演は意外にも今回が初めて。 ジャズピアニスト/シンガーソングライターの矢舟テツロー率いる“矢舟テツロートリオ”をバックに、 ピチカート・ファイヴ時代のナンバーから、ニュー・アルバム収録曲、カバー曲まで多彩なプログラムで楽しませた。

約20年間にわたって活動を続ける矢舟テツロートリオの面々(矢舟テツロー:ピアノ、鈴木克人:ベース、柿澤龍介:ドラムス)が演奏を始め、 スタイリッシュな装いの野宮真貴が微笑みをたたえながら登場。ピンクのドレスにピンクの髪飾りが、スポットライトに映える。 人気曲「陽の当たる大通り」や約30年ぶりに歌ったという「No.5」など、ピチカート・ファイヴのナンバーを、ジャズ・テイストたっぷりの アレンジに乗って届けてくれた。バート・バカラック(“渋谷系”の音作りにも大きな影響を与えた)が作曲した 「何かいいことないか子猫ちゃん」における、ワルツのリズムに乗った歌唱も、じつに優雅だ。

昨年末、元ピチカート・ファイヴの小西康陽がプロデュースしたアルバム『うた、ピアノ、ベース、ドラムス。』を発表して好評の矢舟は、 トリオ単独で「会えない時はいつだって」「あまく危険な香り」を披露。アメリカのピアノ弾き語りの名人であるモーズ・アリソンやデイヴ・フリッシュバーグに通じる 小粋で、どこか辛みの利いた音色に酔いしれていると、衣装替えをした野宮真貴が登場する。黒を基調としたキラキラ素材のドレスに緑のタイツを合わせたスタイリッシュな 着こなしに、場内からため息がもれる。『New Beautiful』収録曲「Portable Love」をしっとりと歌い上げ、後半は「Twiggy Twiggy」 (81年のソロ・アルバム『ピンクの心』に収録、90年代にピチカート・ファイヴで再レコーディング)、「スウィート・ソウル・レビュー」などの 大定番を次々と歌ってオーディエンスを引き込んだ。

アンコールを求める拍手が鳴りやまないなか歌われたのは、野宮真貴と“同い年”の名曲「ムーン・リバー」。 オードリー・ヘプバーン主演映画『ティファニーで朝食を』の劇中歌が、小西康陽のつけた日本語詞と、 野宮の歌唱によって新たな輝きを放つ。締めくくりは、“41年目のスタートの曲”との前置きから歌われた 「Candy Moon」。GLIM SPANKYの松尾レミが提供した、リズムを強調したナンバーだ。曲間のMCで、 野宮真貴はこう言っていた。“子供の頃から歌手になることが夢でした。今も好きなことをして、 好きな場所にいられるのは本当に幸せです”。これからも彼女は幸せのつきないパフォーマンスの数々で、 幅広い世代を魅了し続けることだろう。

JCBオリジナルカクテル
桃のサングリア、レットカラントで仕上げた
ピンク色のカクテル。

Set List

M1 陽の当たる大通り
M2 優しい木曜日
M3 No.5
M4 何かいいことないか子猫ちゃん
M5 59番街橋の歌
M6 会えない時はいつだって (矢舟ソロ)
M7 あまく危険な香り (矢舟ソロ)
衣装替え
M8 Portable Love
M9 きみになりたい
M10 東京は夜の七時
M11 Twiggy Twiggy
M12 スウィート・ソウル・レビュー
En1 ムーンリバー
En2 Candy Moon
このイベントについて
  • 日程・会場
開催日2022年9月8日(木)1st 6:00PM/2nd 8:30PM
会場名BLUE NOTE TOKYO(東京)
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featuring ウィル・リー
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